hakkot’s blog

のんびりとゆっくりとつれづれなるままに。昭島、工作、子育てなどについて綴っていきます。

指しゃぶり、いつまで続く?娘の指しゃぶりが治るまで

★娘の指しゃぶり★

娘は小さい頃に一人寝トレーニングをしたせいか,赤ちゃんの頃から寝るときに指しゃぶりをしていました。いつしか癖になり,日中もチュパチュパしていることが多かったのですが、2人目ということもあり,いつかは治るだろうと3歳になっても放置しておりました。

★保育園の先生から指摘を受ける★

ところが…3歳クラスの保育園の面談で先生から指摘を受けてしまったのです。

「手持ちぶたさのときや寂しいとき、眠いときに指しゃぶりをするので、園でも遊びに誘ったりして少しずつ辞めさせるようにしていくので、おうちでも見てあげてください。お姉ちゃんもいて忙しいと思いますが、少しでも2人の時間を作ってあげてください。」と言われてしまい、それまで、時がくれば勝手に辞めるだろうとぼんやりしていた私は、ガガーンとショックを受けました。

ワンオペワーママだし,2つ上のお姉ちゃんもいて、あまり構ってあげてないからか?!と心の中は大パニックです。

急遽ネットでの情報集めが始まりました。

★指しゃぶりとは★

調べてみると、指しゃぶりは生後2〜4ヶ月くらいから始まり、個人差はあるものの2〜3歳くらいで自然におさまっていく子が多いようです。3歳くらいまでは心配する必要はないものの、4歳くらいになると歯並びに影響がある場合もあるので、小児歯科医への相談を勧められることもあるとのこと。

とりあえず、保育園では指摘されたけど、「3歳はまだ大丈夫」とわかってひと安心です。

★我が家の対応策の変遷★

とはいえ、保育園でも指摘されたしな…と対応を試みることに。

対応その①

まずは、「もう3歳のお姉ちゃんになったから、指しゃぶりはやめてみよっか」と優しく提案してみました。保育園でも言われていたからか、娘なりに「指しゃぶりは赤ちゃんがするものなのか」と思った模様。ただ、すでに癖になってしまっているので、わかったところで辞めることはできません。毎回指摘すると逆にプライドが傷つくと思ったので,言い過ぎないように気をつけました。特に眠いときや寝付くときに指しゃぶりするのは、辞めさせるのは無理だなと感じ、寝ついたらそっと指を出してあげるだけにしました。大人でも眠い時に自分の行動を正すって無理ですよね…。

対応その②

保育園で言われたように、膝にのせて絵本を読んであげたり、一人っ子タイムを作ることを試みましたが、平日の夜はただでさえ忙しいし、継続できず挫折…

対応その③

指しゃぶりしているタイミングを観察してみました。すると、寂しい時というよりは、ぼーっとテレビを見てる時など、手持ちぶたさのときに癖で指しゃぶりするようでした。なので、指しゃぶりの代わりになる暇つぶしを与えてみよう!ということで,プッシュポップを買ってみました。そして、指しゃぶりしているのを見かけたら,そっと渡して遊ばせるようにしてみました。プチプチする感覚が面白いらしく、指しゃぶりをやめて遊んでくれることも増えました。

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★指しゃぶりは減ったけど、別の癖が!!★

色々試す中で、日中の指しゃぶりの回数は減ったのですが、今度は代替行為として爪噛みや洋服やオモチャをしゃぶるなどの行為が酷くなってしまいました。

特に爪噛みが酷くて、その後1年くらい全く爪を切らなくてもいいくらいに…😱洋服もしゃぶり過ぎてびちょびちょになるから、別にしゃぶるためのタオルを渡していたくらいです。

きつく指摘したことはほとんどないんですが、繊細な子なので敏感に空気を感じて自分なりに指しゃぶりをやめようとがんばったものの、口寂しいので他の癖になって出てきちゃったみたいでした。

★やはり放置しようと決意★

よくよく考えてみると、自分自身も小学生になっても爪噛みの癖がとれなかった記憶があります。親に注意されても辞められなかったのですが,ある時自分で「爪の形が悪くなるから辞めよう」と決意して辞めたことを思い出し、もはや自然に任せておけばいいんじゃないかという気がしてきました。治そうと頑張ってストレスかけるのは、真面目なうちの娘の場合はよくなさそうだと感じました(真面目な私の精神衛生にも・・・汗)。

そこで、ちょっと厳しめだった当時の保育園の担任にも、「うちはゆっくりでいいです。本人も治そうと頑張ってるので言い過ぎないでください。万が一歯並び悪くなったら矯正しますので〜」とお伝えし、見守ってもらうことにしました。

★その後、ものや指を噛む癖が減るまで★

指しゃぶりは寝る時以外は減っていったものの、爪噛みや物を噛む癖が酷くて、歯ブラシが数週間でボロボロになったり、姉のおもちゃを口に入れてしまってけんかになったり、マスクを噛んでしまうので毎度口元が破れたり,という日々が4歳過ぎまで続きました。その間、ついつい怒ってしまうこともたくさんありました😭

ある日、あまりにも歯ブラシの消耗が酷いことに困って、「歯ブラシをカミカミしなくなって1ヶ月間この歯ブラシがボロボロにならなかったら、ピカチュウ電動歯ブラシを買ってあげるよ!」とポケモン電動歯ブラシを見せました。すると・・・,ポケモンが大好きだったのと、いとこのお兄ちゃんの電動歯ブラシに憧れていたこともあり、本人はいきなりやる気満々に!そして,あんなに言ってもダメだったのに、電動歯ブラシ欲しさに、自分で1ヶ月でカミカミ癖を辞められたのです!!

もちろん褒めまくって電動歯ブラシを買ってあげました😆

私が買った歯ブラシはこちら↓

https://www.oralb.braun.co.jp/ja-jp/product-collections/child-toothbrushes

歯磨き自体も嫌がらなくなり、ポケモン歯ブラシ様には感謝しても感謝しきれません✨✨

★その後、徐々に歯ブラシ以外のものを噛む癖や爪噛みも減少★

ポケモン歯ブラシに自信を得たのか、徐々に他のものを噛む頻度も減っていきました。

一年ぶりくらいに爪を切ってあげた日は、涙が出るほど嬉しくて、「すごいね」って褒めてお祝いしました。

今もまだときどき物をカミカミしてしまうし、爪噛みの癖も少し残っていますが、気になる程ではなくなりました。色々試したのが少しは効果があったのか、発達的に特に何もしなくても消えていく物だったのか、私にはわかりません。おそらく,本人が成長して,自分から「やめる」って決めるタイミングが来たから辞められたのだろうと思います。

子どもって,どの子もちょっと変な癖があったりします。指しゃぶりは全くなかったお姉ちゃんのほうは,身体をゆらゆらさせる癖があって,4歳くらいが酷かったけど6歳くらいで自然に消えました。子どもの癖を人に指摘されたり、ストレスじゃないかと言われたりすると親としては焦ります。けれど,子どもがちょっとしたことで癖がついてしまい,辞められなくなるのは自然なことだと思います。小さい子はそんなに自己コントロール力もないですし、長い目で見てお付き合いしていると、自然に消えて行ったり,成長して本人が自分で辞めようと決意するタイミングが必ず来るのではないかと今は思っています。

 

読んでいただいてありがとうございました。

今,もし指しゃぶりで悩んでいる方がいらしたら,どうか少しでも気持ちが楽になりますように!